2008年12月24日22:33

コミケまでカウントダウン!

も〜いくつ寝ると〜こみけっと〜♪

・・・うん、大体合ってるはず(ぇ
こんばんわ、むつきです。

あっという間に年の瀬です。
早いですねぇ・・・

コミケの準備が出来てません!
困った(´・ω・`)
今回は頑張って名刺とか作ろうかと。
・・・でも需要あるのかなぁ・・・?

色紙どうしよう・・・( ̄▽ ̄;


web拍手レス
>み・み・みらくる……あら……? 誰かに呼ばれたような気が……
>キョン子がおもちゃになるのは、このあとスグッ!!www

朝比奈さん・・・こんな裏側に出演しなくても...(うд;
キョン子ではハルヒに勝てないでしょうからねw

>えっ、既にじゅうぶんエロい気が……。えっ、もっとエロいんですかっ?
エロい・・・のかな?
エロいといいなぁ・・・(悩


ではSSをお楽しみください☆




「キョン。アンタもう少し胸大きくならない?!」

さくっと酷いこというなオマエ・・・。
商店街のあちこちの店でハルヒに着せ替え人形よろしく服をとっかえひっかえされ、それに飽き足らず次のお店へ向かう道すがらハルヒに大声で言われたのだが・・・すまん、商店街の中で人目も憚らずそう云うこと言うのやめてくれないか。主に俺の名誉のために。

「みくるちゃんとまでは言わないから、せめて涼子くらいに大きくならないわけ?!」

だから大声で言うな。あとそういう身体的な事を言われると何故か酷くへこむんだが・・・。なんだか自覚した途端悲しくなってきたぞ?! こういう感情も身体に引っ張られるのかよ。まさか自分の胸のサイズで真剣に悩むことになるとは思わなかった。
本来、男であるはずの俺が何の因果か誰かの陰謀か女子の身体になっていたりするわけで、・・・まぁ、確かにハルヒの言う通り少々控えめだなぁとは思っていたけどな。正直、長門にも負けている気がするんだよな。って、いやいや、勝ち負けじゃないのは分かってるし、元々俺は胸の大きさへの拘りはそんなに無いはずなんだが・・・。
しかし朝比奈さんみたくか・・・。俺は女子になった時だけ同席させてもらえる部室での朝比奈さんの着替えシーンを思い起こしてみる。なんと言うか・・・立派過ぎてため息しか出ない。どうすればあんなになれるんだろうね。なんというかそこまで成長した自分が想像できない。自分の胸元をぺたぺた触りながらそんな事を考える。・・・うぅ・・・本当薄いな・・・。
ハルヒじゃないが、朝比奈さんほどじゃないしろ朝倉くらいには・・・と、ちらちら横目で朝倉の胸元を盗み見る。そこは歩くのに合わせてしっかりと自己主張をしていて、俺はまたもぺたぺたを自分の胸元を確認して物悲しくなってしまった。そ、そうだな。せめて朝倉くらいにはなりたいかもしれない。しかしどうすりゃいいんだろうな・・・? 男の時の記憶だと、揉んでもらうのがいいらしいが・・・あれって効果あるのか?

「ねぇキョンちゃん? どこ見てるのかしら?」

んな?! しまった。考え事していたらじぃっと朝倉の胸元をガン見していたらしい。朝倉が笑顔で俺のほうを見ているが間違いなく目は笑っていない。って! その何かを持て余すかのように腕をゆらゆら揺らすのはやめてくれ。マジで命の危険を感じる!

「ほんとよね! なんで涼子の胸ばっかりみるわけ?!」
「その言い方は誤解を招く気もするわね・・・」

朝倉が何か微妙な顔でハルヒの台詞に小言を洩らした。確かにその言い方だと自分のも見ろと言わんばかりに聞こえますよハルヒさん・・・
「でも、キョンちゃんが"胸に興味ある"なんて・・・本当びっくり。」と朝倉が怖いくらいの笑顔でイヤミを言い出した。ハルヒがおかしな絡み方をしてきたせいで気勢が逸れたんだろうな。俺もちょっと戸惑ったし・・・。しかし、イヤミで済んで幸いというべきか。こんな往来でやるとは思えないが例の空間にでも閉じ込められたら結果は目に見えているからな。今度は避けれないよう身体の自由をすぐさま奪ってきそうだし・・・。あの時の事を思い出し身震いする。俺としては朝倉を怒らせるつもりはこれっぽっちもないんだがな・・・。

「アンタ、体操しなさい。今度いいの教えてあげるわ!」

体操? 体操と胸のサイズって関係あるのか? 俺が頭に疑問符を浮かべていると朝倉が何か可哀相な感じの視線をよこしてきやがった。くそ、なんだってんだ。男の俺に判るわけ無いだろうが。俺が内心で毒づいているとハルヒがいつもの爛々とした瞳を俺に向け「早速今日からやんなさい!」と息巻いている。いや、やれって言われてもな・・・いつ教えてくれるんだよそれ・・・。まぁハルヒのことだ自分が知っていれば相手も知ってると思ってるんだろう。ここは曖昧に頷いておくとしよう。波風立てるのもあれだしな。
・・・ただ、ちょっと気になるな・・・その"体操"ってやつ・・・
そんな話をしながらハルヒが向かった先を見た途端、俺は回れ右をして逃げ出そうとしたのだが次の瞬間には朝倉に襟首を捕まれ身動きが取れなくなっていた。なんで首筋がちくちくするんだろうな? 朝倉涼子さん?

「諦めてね?」

俺の襟首を掴みなにやら危ないモノをこっそり突きつけながらにっこり笑う朝倉と店の入り口から「ほら行くわよ!」と清清しいほどの晴やかな笑顔で言ってくるハルヒが俺を見ている。だからいやだと言っているだろう! 二人はこれから起こることが楽しみで仕方ないというようににこやかだが、俺にはその先に処刑台しか見えていない。スカートを穿くだけでも俺にとっては重大な決断を要しているのにそんなモノ着れるはずがないだろう!?
ハルヒの立つ入り口の横、店内に置いている服のディスプレイにはやたらとフリルの付いた服装を着た女性用のマネキンが2体、ポーズを決めて立っていた。その服装のジャンルは知らないが以前ハルヒ達がお遊びで着ていたのは記憶にある。その時は身体の線が細い長門が妙に似合っていたな。・・・。もしかしてそれを覚えていて俺に着せようとしてないだろうな? ハルヒのヤツ!

「大丈夫よ! 有希も似合ったんだもの、胸の薄いアンタでもちゃんと着こなせるわ!」

やっぱりかよ! って、朝倉さん首筋のちくちく感が増してます!マジで痛いから! 半分涙目になりながら朝倉のほうを見ると「・・・あたし見てない・・・」などとぶつぶつ呟きながら全身に黒い何かを漂わせている。・・・そういや、朝倉って長門のこと好きだったな・・・。今度着てもらったらどうだ?

「・・・あの長門さんが素直に着てくれると思う?」

朝倉の言葉に俺は数瞬考え、まず自分からは着ないだろう結論に達した。前回もハルヒが強引に着せてたっぽいからなぁ・・・と俺がそこまで考えたところで朝倉が「だから、キョン"くん"を着せ替えて涼宮さんと反応を楽しむわ☆」と先ほど以上に冷めた視線と満面の笑みを同時に浮かべてのたまいやがった。まてまてまてまて! 今度俺から長門に頼んでみるから、勘弁してくれ!

「うん、それ無理♪」

そう言って朝倉の指差す先には「ほら、キョン! さっさと来なさいよ!!」と店内に入っていくハルヒの後姿があった。・・・まじかよ・・・。俺がげんなりしていると「さ、行こう?」と首筋のナイフをすっと引く朝倉。大事な血管切れて死ぬからやめてくれ。・・・仕方ない・・・死にたくないからな。俺は処刑台へ向かう気持ちで朝倉に急き立てたれるように店の入り口へ向かって歩き出した。


十数分後。
店内の更衣室の中で、俺は途方に暮れていた。外からはハルヒと朝倉が「これはどう?」とか「これなんて可愛いと思うんだけど・・・」などと協議している声が聞こえている。更衣室に居て聞こえるってあいつらどれだけ大声で話してるんだ・・・。いや元々声は通るから俺が聞き分けているだけの可能性もあるけどな。
そんなことより、今はこっちのほうが問題だった。俺は再度更衣室内を見渡しため息をついた。そこには数着の服がハンガーに掛けられている。服屋なのでそれ自体に問題は無いのだが俺にとっては服そのものに問題がある。服を選ぶ際、ハルヒは服のメーカーを色々言っていたが俺にはただの呪文にしか聞こえなかったので早々に説明を聞くのを諦めてなんとなくハルヒの後を付いて歩いていたら、いつの間にか試着する羽目になっていた・・・と言うのが俺の感想だったりする。
今までの経緯を思い出しながら現実逃避するのもそろそろ限界か・・・。仕方なしに俺はのろのろと掛けられている服に目線を向ける。・・・。しかしこれ、どうやって着るんだ・・・? 改めて現実に──このふりふりが沢山ついた服を前に手を伸ばすことが出来ない。世の男性諸君に想像してもらいたい。やたらめったらふりふりのついたワンピースっぽい服に自分が手を伸ばす姿を。俺が男の時には想像だにしなかった展開だなこれは。

「アンタまだ着替えてないの? 早く着替えなさいよ!」

そんな俺の気持ちなぞこれっぽっちも気にせずハルヒが突然更衣室のドアを開けてきた。普通一声かけないか? 着替えてなかったから良かったものの着替えてたら大変な目にあっているところだった。だがハルヒは気にした様子も無く「何よ。女子同士じゃない。」とあっけらかんと言い放つ。そうだった。コイツにとって俺は今、完全に女子だったな・・・。それはともかく、こんな服一度も着たことが無いんだ。着方が判るほうがどうかと思うぞ、俺は。

「仕方ないわねぇ・・・ちょっとそっち詰めなさいよ」

そう言うや否やハルヒが更衣室の中に入ってきた。中はゆとりのある広さだったのでハルヒが入ってきても狭苦しさは感じないが、密室でハルヒと二人きりという状況に俺の方が戸惑ってしまう。いやまぁ今は女子同士ではあるんだが、元々俺は男であるし意識的には完全に男子なわけでこんな狭いところに女子と二人っきりなんて状況は心臓に悪い。意識しないようにしようとするが仄かに香るハルヒの匂いが思いのほか甘く感じられる。・・・いやいや、落ち着け俺。相手はハルヒだぞ。何を戸惑うことが・・・

「ちょっとキョン、早く脱ぎなさいよ。」

・・・っ!?ちょ・・・ハルヒ・・・近い近い!
頭を抱え俯いていた俺がハルヒの声に顔を上げると目の前でハルヒがこちらを覗き込んでいた。ハルヒの吐息が直に感じられる距離である。突然の不意打ちに俺は大いに狼狽した。女子同士でも近すぎるだろうこれは!?

「はぁ?! 何慌ててんのよ! こっちまで恥ずかしくなるでしょう?!」

だ、だったらもう少し・・・その、身体を寄せないでくれ。俺は視線を逸らしながらハルヒに提案するが「狭いんだから我慢しなさい!」と一蹴されてしまった。狭いのが判っているなら入って来ないでくれ・・・とも思ったが、ハルヒは何が何でもこのふりふりな服を俺に着せたいらしい。確かに俺が一人で着れない以上、誰かに着付けてもらうしかないんだが・・・店員でもいいんじゃないかと思う。店員ならまだ抵抗は少ないしな。

「さ、早く脱ぎなさい!」

そう言ってハルヒはじっと俺の方を見てくる。そう見られると行動し辛いんですがハルヒさん。俺は動揺をなるべく顔に出さないよう心がけながら制服を脱ぎ始める。下着姿になった俺を見てハルヒは不満そうな顔をしたが何も言わずに掛けられてる服を手に手に取り「じゃ、これ着て」とブラウスを手渡してきた。俺は着方の判らないものはハルヒに教えてもらいながら手渡された通りに着て行き、何とか無事に着ることが出来た。

「・・・うん、いいわ! 思った通りよ! よく似合ってるじゃない!!」

「どう、涼子!」とハルヒは更衣室の外に居る朝倉を呼び出す。ハルヒの言葉に更衣室を覗き込む朝倉を俺はちらりと見て視線を外した。

「へぇ・・・見違えるほど可愛くなったんじゃないかしら」
「でしょー! ね? だからこっちのじゃなく、さっきの方がもっと似合うと思うよ!」
「あ、そうかも。 そうねそれじゃ向こうの持ってくるわね」
「お願いね。・・・さて、キョン。次よ!」

勘弁してくれ・・・。そうだ! 他の店に行くなら時間が足りなくなるんじゃないか? 1着着るだけでも結構時間かかってるし。

「あぁ他のお店は全部パス」そう言ってハルヒは手をひらひらと振り「ここでゆっくりじっくり決めましょう!」と満面の笑顔で言い切りやがった。その言葉に俺はぐったりとうな垂れる。ここまで目を輝かせたハルヒを止める手段はないのである。やれやれ・・・色々と考えるだけ無駄だな。何も考えず付き合うとしよう・・・。俺が諦めて更衣室のドアを閉める前に朝倉が両手に数着の服を持って戻ってきた。ハルヒがその服を受け取り更衣室に戻るのと入れ替わりに突然フラッシュが瞬く。

「キョンちゃん、チーズ♪」

見ると朝倉がデジカメを構えていた。・・・普通声を掛けてからだろう? 俺の言葉に「だって声を掛けたら逃げるでしょ?」とくすくす笑いながら言ってくる。当たり前だろう! そんな記録残すんじゃない。

「あら。いいわねそれ。じゃ次も着替えたらまたお願いね!」

「ほらキョン、笑ってもう1枚撮ってもらいなさい!」と朝倉の方を指差すハルヒを俺は恨みがましい目で見据える。だが興が乗ってるハルヒはその視線は意を介さずにこにこしたまま、再度朝倉の方に無言で指を差す。・・・マジで勘弁してくれ・・・
結局、朝倉が持つデジカメに数十枚(!)もの俺の姿が納められることになった。



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